経験を積んで上位の資格を取得できたときに、介護士は大きな達成感を感じることができるようです。
例えば、3年の経験を積んだ上で介護福祉士になることができれば、大きな達成感を感じることができるでしょう。5年の経験を経てケアマネージャーになることができれば、より大きな達成感が感じられるでしょう。資格取得と同時に月収もアップする可能性がありますので、その意味でも喜びは大きいでしょう。
キャリアアップが段階的にスムーズにできる点も、介護職のやりがいの強さに繋がっているようです。自分の能力が社会に認められたという感動は、そのまま仕事へのモチベーションになることでしょう。
もちろん、普段の仕事の中でもやりがいは感じることができます。何気ないタイミングで利用者に感謝されたときにも、やりがいは感じられるでしょう。今まで歩けなかった人が、介護の結果歩けるようになることもあります。退所して、家族と一緒に暮らせるようになる人もいます。怪我をしていた人が運動機能の回復を果たしたり、自立をして生活ができるようになったりということも長く働いていればあるでしょう。寝たきりの人が昨日よりも元気な顔を見せてくれるようになるだけでも、仕事の価値は感じることができるでしょう。
人それぞれ、仕事に対する考え方も違いますが、細かいやりがいがいくつも用意されているのが介護業界の特色です。人と繋がる仕事なので、他人からやりがいを与えてもらえることが多いようです。これが、給料が低くても業界入りしたいという人が後を絶たない理由となっているようです。